一般的なコンテンツマネジメントシステム(CMS)においては、ユーザが自由にコンテンツ(情報の内容)を入力できる反面、入力されるコンテンツ部分の表示を制御することには限界がありました(一旦ユーザが間違ったHTMLのマークアップをした場合、この誤りを機械的に訂正することは困難)。
当システム「UDFace(ユーディーフェイス)」の最大の特徴は、この問題を解決する入力方式「ブロック入力モード」にあります。
ブロック入力モードは、ユーザに意識させることなく、文書構造を明確にしたコンテンツの入力を実現する技術であり、これによって、入力されるコンテンツ部分をウェブコンテンツJIS(注)に対応させることができます。
この機能を使うことによって、見出し要素、リスト要素、語句を強調する要素など、文書構造を明確にするために必要なマークアップができる他、画像と画像ALTテキストの挿入、表(Excel)の作成等も行うことができます。
(注)ウェブコンテンツJISとは、2004年6月20日に制定されその後改訂されたJIS X 8341-3:2010「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」を指します。ウェブコンテンツJISは、主に高齢者や障害者及び一時的な障害のある人が、ウェブコンテンツを利用する際のアクセシビリティを確保し、それを向上させるために、ウェブコンテンツの企画、設計、開発、制作、保守及び運用にわたってウェブコンテンツの提供者及び制作者が配慮しなければならない事項について規定するものです。
トップページのレイアウトは管理者が自由に変更することができます。たとえば、トップページを上右図のようにABCDの4領域に分けて設定している場合、「市長のページ」という表示要素を領域Aから領域Bへ移動させる等、各表示要素を任意の領域へ移動させて表示することができます。また同一領域内においての表示順序も変更できます。
その他、ヘッダ・フッタの表示文字の変更、画像の変更なども行え、高いメンテナンス性を実現しています。
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